真面目な嫌われもの

エッセイ

真面目な嫌われもの

「真面目」
素晴らしい事です。

「真面目」に生きていけば、他人から認められ、信頼され、楽しく過ごしていけるはずです。

しかし、現実の世界では時に「真面目」は、他人に嫌われる材料となってしまう事があるのです。

私の職場の同僚に、本当に「真面目」で、怠け者の私から見ると凄くよく仕事をしている同僚がいます。

しかし、残念ながら他の同僚たちからは、日を追うごとに嫌われていきます。

当の本人もそろそろ周りから疎まれていると感じているみたいで、「真面目」に仕事をしているのに、何故嫌われるのか、本人にもわからない様子である。

他人の失敗や、見逃しを、臆することなく指摘することも、仕事の上では「真面目」のうちにはいるのだろうが、少なからず指摘をされた当人にしては面白くない。

しかも、指摘の仕方、物の言い方がキツいと、尚更面白くない。面白くないを通り越し、腹が立つこともあるのです。

しかし、しっかりと他人の間違いを指摘して、正そうとする姿勢は、間違いなく「真面目」なのである。

私は、この職場の同僚が、一生懸命に仕事をすればするほどに、他人に嫌われていく様を見ながら、何故、こんなに嫌われてしまうのだろうかと考えてみた。

・みんなと、ピントがずれている。
他の同僚たちが、気にしないような事柄や、優先順位から後回しにしても大丈夫であろう事柄、何らかの事情があり、手をつけられない事柄など、他の同僚や上司が後回しにするような事柄によく食いついている。

そして、しつこいくらいにその事柄の改善を指摘している。
本人としては、改善すべきところをいつまでも改善されないのだから単純に指摘を続けているだけなのであるが、何度も言われる上司としては煩わしいのである。

端からみている他の同僚たちも、また、うるさい事を言ってると、煩わしいのである。

しかし、やっぱり道理からいえば、その同僚は間違っていることは言っておらず、「真面目」なのである。

・おかまいなし                                                    他県から転勤してきた同僚は、気にくわない事があるとその場にいる後輩や同僚に、ここの県のやつらはバカばっかりだな等と、その県に昔から住んでる人間にむかって言うのである。

聞かされている後輩や同僚も地元の人間なわけで、いくらバカにしているターゲットではないにしろ、気分のいいものではない。

瞬く間に、「真面目」な同僚が言っていた文句は、職場の同僚たちに広がるのである。

すると、あのよそ者が!となるのである。

・時々失敗する                                                     誰にでも失敗は付きものです。しかし、「真面目」を貫いて嫌われてしまったその同僚の失敗は、他の同僚たちがした失敗よりも大きな失敗となるのです。

「真面目」を貫き、我を通そうとするのであれば、「完璧」でなければならないのです。

しかし、どんなに嫌われようが、その同僚は、やっぱりとことん「真面目」なのである。

当の本人としても「真面目」にやってるのに何故?という思いでいっぱいなのでは無いかと思う。

比較的、良好な関係(私が思っているだけ?)を保っていると自負している私としては、もう少し上手く立ち回れないものかな?と、いつもヒヤヒヤするのである。

 

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